8‐2.すべてのコメント

格闘中:上手く改善できない。(210830)。
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すべてのコメントをここに表示した(2020年12月16日)。

改行、フォント、ページ化、など改善点が多いけど・・、一応、導入成功(2020年12月16日)。

白楽は読者からのコメントに感謝し、何度も読んでいる。今まで、読者からの質問と間違いの指摘に対応した。しかし、異なる意見・感想に自分の意見を説明・再表明しない方針だった。議論するつもりがなかったからだ。しかし、今回、コメントをまとめ、改めて読むと、白楽の意見を述べた方が良いと思った。今後、なるべくそうしよう(2020年12月16日)。
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  • あいうえお さんのコメント。記事は 慶應義塾大学の里宇明元(医)と牛場潤一(理工):① データねつ造疑惑

    疑惑論文の分野に近い研究者達に(匿名)アンケートを取り、コンセンサスを明らかにするでは駄目なんでしょうか?
    正直、分野の専門家でないと真偽は分かりかねるし、マスコミも触らぬ神に祟りなしで報道していない部分もあると思います。
    匿名でも専門家のコンセンサスが研究不正なら、報道しやすくなるのではと思いました。
    的外れならすいません。

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    2024/08/20 at 6:56 pm
  • Minami さんのコメント。記事は 慶應義塾大学の里宇明元(医)と牛場潤一(理工):① データねつ造疑惑

    今回は文春が報道したみたいですが、文春みたいなマスコミが増えてほしいです。科学者並に勉強し、科学者とけんかできるジャーナリストを育成すべきです。例えば、NHKの科学文化部が、まだ、「大学教授は正しい」という感じです。『クローズアップ現代 特集:研究不正世界一』という番組を制作し、NHK科学文化部長が出演して、「今日から科文は、科学者の手下ではなく、科学者の話を疑って聞き、つじつまがあっていたら賛同し、まちがっていたら『まちがっていると思います』とツッコミを入れる科学文化部になります」とクリティカル・シンキング宣言してほしいです。
    日本医療ジャーナリズム協会や、日本科学技術ジャーナリズム協会などの団体があるようなのですが、毎月医者や科学者を講師に招いて講演会をやっているみたいです? 1回ぐらい、「ぼくたちは学者の手下をやめよう。科学者とけんかできるジャーナリストになろう」という討論会を開催し、血気盛んになってほしいです。
    科学者側も、NHKの取材を受けたり、日本医療ジャーナリズム協会等から講師をたのまれたら、「みなさん、ぼくの言うことを丸呑みしないでください。ぼくの言うことを『ほんとうかな?』とうたがって、まちがっていたらツッコミを入れてください」と教育してください。
    あと、文系学部に行ってほしいです。理系は、理系だけで研究不正を片付けようとします。文系学部に行かないんです。ではなく、大学の同じ敷地の中の、文系学部までトコトコ歩いて行って、例えばジャーナリストを育てる学部に行ってみましょう。例えば早稲田大学ジャーナリズム大学院とかありますので、そこまで行きます。教授がいますから、「すみません。わが国は研究不正が世界一多いです。科学者の手下にならない、私たち科学者をやっつける、ファイティング・スピリッツあふれるジャーナリストを作ってください」と頼む。実際にどう人材育成すべきかは、2人でうんうん悩んで、議論しましょう。
    研究不正をもみけす文科省を作っているのは科学技術社会論や公共政策学部、法学部等です。そこにも行って、教授と二人で、「研究不正世界一の汚名を返上するために、オール・アカデミアでがんばりましょう」と、殊勝な議論をしましょう。社会教育学部にも行って、「学者の手下みたいな市民を作らずに、学者にはむかう市民科学者を育成してください」と要請してください。
    人々が学者にはむかいにくい心理的な要因とは、儒教道徳(昔、中国の孔子という思想家が考えた「教師を尊敬しましょう」という美徳、社会規範)です。人文学部の倫理学者や国学者、中国哲学者等のところにも行って、教授と、「われわれ大学人のいんちきをずばずば指摘できる市民を育成すべきです」と熱血議論をしてください。
    社会学部に行って、「おたくは非常に評判が悪いです。みんなに謝りましょう」と言ってきてください。
    仕事がたくさん増えて大変ですが、働き者はみんなから尊敬されます。「あの人は、一生懸命、あちこちに奔走して、状況改善の取り組んでいる」と評判になるでしょう。
    最近、大学は悪徳が栄える場所になっています。研究不正隠蔽教授、傲慢教授、X(旧称:ツイッター)で市民をつるし上げにする通称「医クラ」(医師のアカウントの群れという意味で、「医学クラスタ」の略で医クラと呼ばれるようです)、エロ教授、ばかっぽい教授、Xで「教育予算を増やせ」「科研費を増やせ」としか言わない単細胞教授等です。美徳がありません。誠実さ、謙虚さ、公共心、性的潔癖さ、博学、倹約等です。大学人は、自分が楽になるように職場や社会秩序をデザインする癖があります。自分にとってつらい職場や社会秩序にしてください。大学にいると、自然と誠実さや謙虚さ等の美徳が身に付く、霊魂修行の場になるように改善してください。不祥事を起こした大学人が学長等に栄転している例がありますから、淘汰してください(例:伊藤穣一千葉大学長。小児性愛者エプスタインからお金をもらってスキャンダルになっているのに、なぜか学長になっているようです?)
    そういう取り組みをしていれば、国民は大学人を見直します。汗水たらして働いていると、いままでは国民理解を得られなかった、科学研究費や教育予算の増額等の要求に対して、理解が得られるようになるでしょう。
    あとやってほしいのは、大学で、「日本学術会議の『科学者の行動規範』を読む会」をやってほしいです。「こういう会を何月何日にやります!」とツイッターで宣伝してほしいです。

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    2024/08/21 at 7:39 am
  • Minami さんのコメント。記事は 8‐1.議論・情報・意見・提言・質問など(1)

    欧米の学者で、自発的に研究不正のおとり捜査をした科学者がいます。ソーカルという人です。
    1995年に「ソーカル事件」というのがありました。アラン・ソーカルというニューヨーク大学の物理学者が、まるで『どっきりカメラ』みたいに、わざとインチキ論文を書き、あるうさんくさい学会に送り、そうしたら査読を突破して掲載されちゃったのです。あとで、正体をばらして、「ぼくはわざとインチキ論文を書いたのに、きみたちは落選させずに、掲載した。きみたちは本当にまじめに学問をやっているのか?」とバラしたという出来事がありました。
    Wikipedia の「ソーカル事件」の項目に詳しいことが書いてあります。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6
    人文学系の学問、哲学のポストモダン思想という学術分野で、数式を使って、まるで科学的であるかのように見せる論文を掲載している雑誌があったそうです。
    (日本でも科学基礎論学会で、数式を使った哲学論文を掲載していて、うさんくさい)
    ソーカルは、数式を使って、それっぽいインチキ論文を書いたらしいんです。そうしたら、査読を突破して、雑誌に掲載されちゃったらしいんです。
    私は、アカデミアの外の人、地域住民です。普通の人から見て、「えらいな」と思いました。「自主的に、『研究不正っぽいな』と思う学術分野におとり捜査に出向く科学者だなんて、えらいな」と思います。プロがおとり捜査をときどきやって、アカデミアに激震を走らせてくれると、「腐敗した学術分野の研究者は、襟を正すのではないか? ちょっとまじめにやろうと反省するんじゃないか?」と思います。
    一方、わが国は研究不正世界一なのに、理系の一部の科学者が騒いでいるだけです。大方の科学者(文系を含む)は、「おれたちは関係ない」とバックレています。「ろくでもないなあ」と思います。
    NHKクローズアップ現代で、『特集 研究不正世界一』という番組を放映してほしいです。科学文化部長が出演して、「いままでのNHKは、科学者の言うことをうたがってきませんでした。へいこら、頭を下げるだけでした。これからは、科学者の言うことを『ほんとうかな?』と疑って聞き、つじつまがあっていたら賛同する、『おかしいな』と思ったら、『ちがうと思います。理由はかくかくしかじかです』とツッコミを入れるNHKになります」とクリティカル・シンキング宣言をしてほしいです。
    NHKの科学文化部長がそれを言わないと、NHKの他の部署、例えば、ドラマ制作の部署等は、歴史考証の学者からインチキを言われても、へいこら従うしかないです。例えば、大河ドラマで戦国武将のドラマを作りますという場合、戦国武将の着物がどうだったかとか、お城のセットとか、馬の乗り方とかは、日本史学者等に話を聞いて、当時の着物を再現したりするわけです。その学者がいんちきを言ったりします。
    今朝、話題になっていたのは、NHKの朝の連続テレビ小説『虎に翼』の歴史考証です。こんなことを言っている人がいて、2700リツイートされていました。
    https://x.com/lingualandjp/status/1825783367432024473

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    2024/08/21 at 9:30 am
  • Minami さんのコメント。記事は 8‐1.議論・情報・意見・提言・質問など(1)

    「科学者を疑うことができる科学ジャーナリストを作るべきだ」という話です。
    NHKが、「大学教授=正しい」という前提で仕事をしています。研究不正に対する問題意識がありません。NHKの科学文化部等に、「大学教授の言っていることはうそかもしれない」と思ってほしいです。科学者の話を聞いて、内容のつじつまがあっていたら賛同し、まちがっていたら、「ちがうと思います」とツッコミを入れてほしいです。
    NHKの公式ホームページの、「NHKや番組についてのご意見・お問い合わせ」というメールフォームから、「『特集:研究不正世界一』という番組をやってほしい」というメールを送りました。
    他に、日本医学ジャーナリスト協会という団体があるようです。ウェブサイトを見たところ、毎月、定例会をやっているみたいです。医師を講師に招き、講演会を開催しているようです。Retruction Watchの撤回論文ランキングだと、日本の医学者の研究不正が多いようです。医学ジャーナリスト協会には、「医師の手下になりましょう」という感じの講演会をしないでほしいです。ジャーナリストが医師の手下になるというのは、研究不正が増えるように、助けるようなものです。そうではなく、医学ジャーナリストは、医師並に勉強し、医師と口けんかできるようになってほしいです。医師の不祥事を取材し、「研究不正です」「アカハラです」と報道してほしいです。
    医学ジャーナリスト協会に、医師の榎木英介さんや毎日新聞の鳥井真平記者、白楽ロックビルさん等に講演を頼んで、研究不正について勉強してくださいというメールを送りました。
    それから、日本科学技術ジャーナリスト会議という団体があります。この団体は、福井大学の査読偽装をスクープした毎日新聞の鳥井真平記者に賞をあげたりしているみたいです。なので、「同会は、研究不正に関する問題意識はあるのかな?」とは思います。
    しかし、7月の定例会で、大学教員の隠岐さや香さん(専門:科学史)を招いて、大学のガバナンスについて、講演会を開催してしまっています。大学のガバナンスについて、一方当事者である大学人に話を聞いたら、お手盛りになります。研究不正やアカハラをもみ消せる大学や社会秩序になってしまいます。すでに、大学や大学の周りの社会構造は非常に歪んでいて、研究不正やアカデミック・ハラスメントをもみ消せる社会になっています。死者が出ていると思いますし、学問も公正にならないと思います。
    大学自治は、まるで真理のように提唱されてしまっているのですが、学外の地域住民である私からすると、一方当事者である大学人の政治的要求にすぎないと思います。大学自治はまちがいです。私は、大学の理事会が、学者や実務家教員のみで、占められているのを問題視しています。保護者、例えば娘を大学に通わせている母親みたいな人を、理事会に理事として、参画させるべきだと思います。理事会で、「あなたがた教授は、うちの娘や他の女子大生に、セクシュアル・ハラスメントをしちゃだめですよ」と教授をけん制して、社会的弱者の人権を擁護する立場の人が必要です。男の教授が女子大生に手をつけるというタイプのハラスメントだけではなく、大学人は、在日外国人や障害者等にも加害します。差別意識があるのだと思います。ですから、社会的弱者の人権擁護を主張する立場の人を、理事会に参画させるべきだと思います。弁護士も参画させたほうがいいかもしれません。

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    2024/08/23 at 5:59 pm
  • 岡倉天心 さんのコメント。記事は 「セクハラ」:天文学:ジェフリー・マーシー(Geoffrey W. Marcy)(米)

    こんにちは、はじめまして。
     私も研究者の端くれですが、セクハラ、盗撮(阪大で最近ありました)をする人はもともと研究にはあまり意欲がないと考えています。たまたま賢くて研究が飛び抜けているだけで、称賛や、このような恥ずべき楽しみのために大学で研究を続けている人たちだと思います。
     別なストレス解消を見つけよう!

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    2024/08/31 at 8:26 am
  • Minami さんのコメント。記事は 慶應義塾大学の里宇明元(りう めいげん):③村岡慶裕の研究業績を横取り疑惑

    私は、患者・市民です。国民の受信料で運営している公共放送であるNHKが、研究不正について報道するべきです。
    2018年頃に、アメリカの科学雑誌サイエンスやイギリスのネイチャーから怒られるほど、わが国は研究不正の件数が多いです。これは、『クローズアップ現代』や『NHKスペシャル』等で放映してほしいです。市役所等に大学人が作った政策等が納品されていて、不良品がまじっているのですが、市役所等が、検品をしないです。皆様の受信料で成り立っている公共放送なのですから、ザ・公共である研究不正は、報道してほしいです。
    私は、8月21日にNHKに、「研究不正について報道して下さい」と意見のメールを送りました。
    https://www.nhk.or.jp/css/contact/
    それ以外に、XのNHK科学文化部のアカウントをフォローし、リプライの形で、「研究不正が多いです。報道してください」という趣旨の投稿をしています。
    これでNHKが動かなかったら、NHK前で、デモをやってもいいかもしれないです。ジャニーズ事件のときに、ジャニー喜多川から性被害を受けた人が、NHK前で割腹自殺をしたという報道があります。
    https://president.jp/articles/-/75531?page=2
    それはびっくりですが、デモという手があります。
    政治家の街宣等では、道路使用許可を取ることがあるみたいです(いらない場所もあるそうです)。これは所轄の警察署でとるそうです。スピーカーやマイクは、1万円ぐらいからあります。私は1万円程度のものと、千円程度のミニ拡声器を持っています。あとは、のぼり旗やプラカード等でにぎやかせます。NHK前を通行する人に、「皆様の受信料で運営されているNHKは、研究不正という非常に公共的な問題について報道すべきです」と、不正義が伝わるようにするべきでしょう。
    私は、アイディアは出せるのですが、実際にデモをやれるかというと、病人なので、体力的にできないです。東大卒・慶大卒の健康な人に、こういうことをやってほしいです。自分の業界の腐敗は自分たちでかたづけてほしいです。「俺様が自分の研究をやりたいから、研究不正みたいな汚い仕事は国民がやれ」というのは、困ります。
    いま、科学研究費が100%科学者に配分されていますが、8割にしてもらって、2割ぐらいは、研究不正事件簿、科学者がやったダメなことを記録することに使ってほしいです。研究不正が多いと、人身被害、人が死んだりします。また、市役所等で混乱をきたします。
    それと、国際問題でもあります。最近、イギリスの方から、「日本人が書いた、ひどい論文がある」と言われました。自慰(マスターベーション)に関する論文だったのですが、私は、恥ずかしかったです。だめ論文が英語になって、輸出されており、外国の方が迷惑しており、私たちは申し訳ないと思うべきです。
    研究不正について話せる場所、いまはX(旧称:ツイッター)で話すしかないです。本当は、学会みたいな場所があると、憲法23条学問の自由が認められやすいと思います。研究不正をやった人の名前をだしたときに、名誉毀損にひっかかりやすいと思うのですが、研究不正の検証のためには、誰の論文の何行がまちがっているのか、みんながチェックする必要があります。研究不正をした人から名誉毀損で訴えられたときに、憲法21条言論の自由の他に、学会という体裁を作ると、23条学問の自由が主張できて、防御しやすいと思います。

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    2024/09/19 at 8:59 pm
  • Minami さんのコメント。記事は 慶應義塾大学の里宇明元(りう めいげん):③村岡慶裕の研究業績を横取り疑惑

    日本の科学者は、科学をやっているふりが好きなのであり、「科学の仕事とは真理追究であり、愚直にそれをやるべきだ。それが社会・公共や、自分たち大学人のお給料の出所は運営費交付金・私学助成金であり、もともとは納税者の血税なんですけど、国や納税者に対する使命だ」みたいなことは考えていないんじゃないですか。
    ジャーナリストも、例えば、「NHKの科学文化部や朝日新聞みらい科学部なんかは何を考えているのかな?」と思います。やっているふりなだけではないのか。
    NHKは2021年に、牛場さんのBMIの研究を、「この研究はいい」という論調で、『クローズアップ現代』で放映してしまっているようです。
    https://x.com/nhk_kurogen/status/1396934867401814020
    『サンデー毎日』や『週刊文春』等で報道した後に、NHKが、「この研究はいい」という感じで報道しており、『サンデー毎日』や『週刊文春』の報道を知らないと思えないです。私は、「NHKと慶応大学が癒着しているのではないか?」と思います。
    あと、岩波書店の『科学』がひどいです。2018年にアメリカの科学雑誌Scienceが、”Tide of lie”という、日本の佐藤能啓に関する記事を掲載したのですが、2018年の時点で、『科学』は、「ああ、うちの国は研究不正が多いわ」と問題意識を持って、誌面改革すべきでした。研究公正関係の記事は、福島原発事故以降、牧野淳一郎さん(物理学・天文学)の『3.11以後の科学リテラシー』という連載は掲載していたのですが、これでは少ないです。もっと研究不正の連載と、特集号を出さないと、追いつかないです。
    それから、白楽さんや榎木英介さん等には、「研究不正は理系が多いよ」という認識があると思います。Retraction watchで、理系の日本人のランクインが多いです。あれだけ、日本の科学者の仕事の不良品率が高いということは、文系の学者の仕事の不良品率も高いと推測すべきです。
    実際、文系大学人が市役所等に政策を納品するのですが、ほぼ大学の言い分がそのまま議会を通過してしまっているというか、社会秩序を考えて、「あまり大学にとって都合がいいように政策を片寄って作らない」という問題意識はまったくないです。大学にとって都合のいい政策が納品され、そのまま社会実装されており、誰も問題意識を持たないです。
    それから、文系大学人が、論壇誌等で、寄稿したり、発言をしています。オピニオン形成の形を変えるべきです。『文藝春秋 日本の論点100』とか、朝日新聞コメントプラス(あるニュースに関して、ジャーナリストや学者のコメントが読めるという企画)はいらないです。代わりに、読者投稿欄を増やすべきです。いま、一般人が議論する場が、X(旧称:ツイッター)になっています。そこであがってくる議論というのがすごいです。それを紙媒体にひっぱってくるべきです。例えば、Xの岩波書店『世界』のアカウントは、「読者投稿しませんか?」という呼びかけをしています。
    https://x.com/i/bookmarks?post_id=1834555123890258337
     
    “「読者談話室」では、毎月読者の皆さまからのお便りを募集しています。身近な話題や、世界に対する違和感、本誌へのご意見・ご感想など、お寄せください。応募方法は、郵送、投稿フォーム(QR)、Eメール(sekai@iwanami.co.jp)。 今月の締切は9月17日(火)です。#岩波世界”
     
    他に、『文藝春秋』や『中央公論』、『婦人公論』等が、オピニオンをネットから引っ張ってきて、論壇を形成しようとするべきです。『中央公論』や『科学』、『文芸春秋』等が、企画が20年前から変わっていなくて、学者・文化人から記事を集めてきて、印刷して売るという安直な雑誌の作り方をずっとしています。そうすると、学者は研究不正世界一なので、学者の論考の質は低いはずです。不良品がたくさん混入したものをばんばん売ってしまっているという感じです。学問が歪んでいるので、補正していくべきです。

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    2024/09/20 at 11:13 am
  • Minami さんのコメント。記事は 8‐1.議論・情報・意見・提言・質問など(1)

    情報提供です。
    「大内裕和教授の研究不正調査をずさんにやったことに対する損害賠償請求訴訟(被告は中京大・武蔵大)第4回口頭弁論 9月30日11時、東京地裁614号法廷」というのをやっているようです。
    ジャーナリストの三宅勝久さんのウェブサイトより。
    https://x.com/yuka_dondondon/status/1836886431282909423

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    2024/09/21 at 6:28 am
  • Minami さんのコメント。記事は 7-155 オランスキーに聞いた研究不正問題

    5つのことについて書きます。①日本はRetruction Watchに感謝すべき、②翻訳できなかったセンテンスについて、③引用カルテル、④納税者に対する責任の話が出てこない、⑤わが国は公共領域の作りこみが甘いです。

    ①   日本はRetruction Watchに感謝すべき
    Retraction Watchは、わが国に、「日本のサイエンスのやり方はおかしいよ」と教えてくれたと思います。感謝すべきです。ありがとうございます。
     
    ②翻訳できなかったセンテンス
    >どちらかといえば、利害関係が強いほど、フィールドは耐性が強くなります。・・・ゴメン。白楽は、この文が何を言っているのか理解できない。原文は「If anything, sometimes when the stakes are higher, fields are more resistant.」です。
    グーグル翻訳によれば、
    「むしろ、賭け金が高くなると、フィールドはより抵抗的になることがあります。」と訳されました。
    大学の学費をたくさん払うと、より研究不正をもみ消すようになるということになるのかしら?? 修士よりは、博士号を持っているほうが、何年分か余計に学費を払っています。博士号持ちばかり集めたチームだと、みんな、それぞれお金(賭け金)を何百万円も突っ込んできているので、「研究不正ぐらいで失脚させてたまるか」みたいな雰囲気になるかもしれません。
     
    ③引用カルテル
    引用カルテルの話が書いてあります。私は、「ありそうなことだ」と思いました。大学の外、地域社会から大学を見ている地域住民の私からすると、「賛辞カルテル」というのがあります。
    例えば、東大教授のAが本を出版するとします。すると、阪大教授のBが、「21世紀の最高の知性だ!」という賛辞を書きます。出版社は、それを書籍広告や本の帯に書きます。次に、阪大教授のBが本を出版します。すると、東大教授Aが、「今年最大の問題作だ」とか賛辞を提供します。出版社は、それを書籍広告や本の帯に書きます。それで、それぞれの大学や書店で、トークショーをやったりして、本を売りさばきます。それがひたすら続きます。政治家もやっていますよね。政治家Cが、政治家Dの街宣に行って、「Dさんはすばらしい」と応援演説をし、Cが選挙の時に、DがCの街宣に行って、「Cさんはすばらしい」と言います。政党を「選挙互助会」等と言ったりします。
    学者の話に戻りますが、AとBが男だったりすると、「賛辞カルテル」以外に「ホモソーシャル」、「Manel」(男性登壇者だけのパネルディスカッションのこと、Man + Panel discussionでManel)という役満が付きます。
    そうやって、本が毎月出版され、科学研究費は使い果たされているのだけども、あまり社会や学問は発展しないということになります。
    引用カルテルや賛辞カルテルの中では、暗黙の了解として、相手の研究不正を指摘しないということになるでしょう。
     
    ②   納税者に対する責任の話が出てこない
     最近、Xでイギリスの女性(科学者ではなく、普通の市民の方)と話しました。「私たちの税金が、ひどい研究に使われている」と怒っていました。その方が「ひどい研究だ」と言ったのは、社会学の、日本の少年性愛まんが(少年を性的に虐待したいという内容)に関する論文でした。これは私も思うのですが、私たち国民が国に納税して、国が、大学に運営費交付金等を渡して、科学者に科学をやってもらっています。公共ということを考えて研究をしてほしいです。しかし、科学者側が「学問の自由」を主張して、自己中心的な研究をやってしまいます。例えば、この研究倫理ですが、科学研究費を使って、一番最初にやってほしい研究です。しかし、なぜかRetraction Watchのオランスキーさんが孤立してやるはめになっています。なぜ科学研究費が、Retraction Watchの運営者の給与に使われないかが不思議です。
    どこに消えてしまっているのでしょうか?
     
    ⑤日本は公共の作りこみが甘い
     
    日本は研究不正が発覚しても、教授がなかなか首にならないです。そもそも研究不正を隠蔽する地域づくりが、普段から、大学人によってなされています。これは地域社会に住んでいて、非常に痛感することです。 
    大学以外に、司法、裁判所も公正さというのが大事なところだと思います。昨日、冤罪事件の判決がありました。「一家4人を殺した」として逮捕されて、死刑判決まで受けた方が、実は冤罪だったということがわかった、袴田事件の判決がありました。袴田さんは冤罪だったということを裁判所が認めました。警察の腐敗がひどくて、「袴田さんが殺人犯だ」とでっちあげた刑事は、でっちあげや拷問をたくさんやっているみたいで、でも警察から何回も表彰されているそうです。その刑事がおかしいよと言った別の刑事がいて、その刑事のほうが村八分にされたそうです。 
    われわれ日本人は、戦後、賃労働、会社で給料目当ての労働に時間を費やしてきて、市民運動・労働運動・政治活動をやってきませんでした。公正さを重んじる社会を作ってきませんでした。大学や司法というのは、公正でないと困ります。公共領域が非常にいびつだったのですが、私たちはそれをほったらかしたまま、ひたすら会社で働いてきたと思います。時間配分、タイムマネジメントを変えるべきだと思います。

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    2024/09/27 at 5:48 pm
  • Minami さんのコメント。記事は 8‐1.議論・情報・意見・提言・質問など(1)

    「岩波書店は研究不正について話す場を作るべき」という話です。

    白楽さんのトップページに、下記のように書いてあります。

    はじめに


    >白楽は頭脳・体力が衰退している。まもなく、現在の活動を断念せざるを得ないだろうと、時々、感じる。誰か、活動を始めませんか? 必要なら、白楽が協力・援助します。

    うーん、白楽さんが援助するというか、知的な援助はいるかもしれないですが、岩波書店等が研究不正について議論の場を作るべきです。
    岩波書店は、いままで、大学生相手に本を売って、いくら儲けてきているのでしょうか? わが国が研究不正が世界一多いということは、いま岩波書店が売っている本の中に、欠陥商品が相当含まれているということです。「欠陥商品をお客様に売り続けて、バックレていいですよ」ということにはならないです。
    ちょっと前に岩波書店『科学』編集部に、「3.11以降の科学リテラシー」という牧野淳一郎さん(天文学)の研究倫理に関するコラム以外に、研究倫理に関する取り組みを増やすこと、研究不正特集号を作る等してほしいというメールを送りました。
    白楽さんがいまやっているこの掲示板を、岩波書店でやってほしいです。すると、担当編集者が読んで、勉強しますよね。編集者や新聞記者等が、「大学教授は正しい」という判断基準で仕事をするので、困っています。
    わが国は研究不正が世界一多いので、新聞等で学者が発言されると、権威主義的な社会がもっと権威主義的になるので、よくないのですが、どこの新聞・雑誌も、学者の発言スペースが多くて、それによって新聞記者が「学者は正しい」と崇拝するようになっていて、一方で、読者投稿欄がないです。学者が、だめ政策を主張するのですが、それを新聞がそのまま報道しちゃっています。公害だと思います。

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    2024/09/29 at 2:00 pm