2016年8月16日修正。
ワンポイント:研究者の全体の事件数、そのうちのネカトの頻度、そして、増加傾向を見る。しかし、ナント、根本データであるネカト発生件数を測定できていない。
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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.日本の研究者の事件頻度
3.欧米のネカトの頻度
4.ネカトは増えているか?
5.白楽の感想
6.主要情報源
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●1.【概略】
ネカトが事件として把握されるのは氷山の一角だ。全体はどれだけ大きいのか?
ネカトが氷山なら、研究者の全事件は南極大陸か?
米国で「研究不正(research misconduct)」といえば、「ねつ造(fabrication)」「改ざん(falsification)」「盗用(plagiarism)」の3つに限定される。英語では略して「FFP」と呼ばれる。日本語で「ネカト」と呼ぶことを白楽が提唱している。
米国・NIHの生命倫理学者(Bioethicist)・デイビッド・レスニック(David Resnik)が指摘しているように、多くの研究者は、「研究に伴う不正行為」を「ネカト」に絞る定義は限定的過ぎると感じている(David Resnik、「What is Ethics in Research & Why is it Important? 」(2011年5月1日)(保存版))。
しかし、全分野の全部の「研究に伴う不正行為」を統一的に規定するのは困難だというのも、多くの研究者の意見である。
では、研究者は、いったい、どんな事件を起こしているのだろうか? 研究者に特有の事件は研究ネカトだけだろうか?
●2.【日本の研究者の事件頻度】
白楽は、明治7年(1874年)~平成21年(2009年)、136年間の日本の「研究者の全事件」データベースを作り、2011年9月に講談社から、『科学研究者の事件と倫理』を出版した。
出版社に許可なく著書の内容を、本ブログに再掲できない。出版社の許可を得た総説から以下を記す。この総説は誰もがインターネットで無料アクセスできる、(表3、白楽ロックビル (2011年9月30日):「明治~平成(136年間)の研究者・技術者・教授の事件と倫理」、日本社会情報学会学会誌 23 (1): 59-71.)。
明治7年(1874年)~平成21年(2009年)の136年間に「研究者の事件」は、約1,400件あった。時代に伴う事件種の変遷はあるものの、1987年~2009年の23年間の事件種は、多い順に「セクハラ」「研究費」「改ざん」「わいせつ」などで、上位は「カネ」絡みと「性」絡みである。
研究者も人間だから、一般人と同じような事件を起こす。例えば、「交通違反」は、研究者だから起こす、とか、研究者だから起こさないということはない。「わいせつ」「自殺」もほぼ同じで、一般人と同じように起こす。
一般人に比べ、比率として研究者が多い、つまり、研究者特有の事件は表3の右カラムに、◎と〇印をつけた「セクハラ」「研究費」「アカハラ」である。「研究費」「アカハラ」は研究者特有なのは理解しやすい。
しかし、「セクハラ」が研究者特有だとは、白楽が指摘するまで、誰も指摘しなかった。こういうデータベースを作らないと、一般社会、研究者、大学・研究機関は認識できないだろう。データベースを構築して初めて見えてきたことだ。
だからと言って、日本も世界も、今のところ、「セクハラ」を「研究に伴う不正行為」とは認識していない。しかし、事実として、米国ではキャンパス内「セクハラ」や学術界「セクハラ」は深刻な問題になっている。
日本は〇△年遅れて米国に追従するので、「研究に伴う不正行為」としての「セクハラ」は、日本でもいずれ問題視されるだろう。ただ、人間というのは、事実を突きつけられても、米国も日本も、どうして、なかなか、意識改革を進められない。
研究室という場の特性、高等教育界での教員と女子学生・院生の特殊な関係は世界共通だ。そして、欧米ではセクハラ犯を顕名報道するのに、日本は匿名報道している。この「セクハラ」隠蔽体質は、日本では、国・大学・社会がらみである。どうして、意識改革が進まないのだろう?
★白楽のデータ:東京大学・京都大学は54~56人の教員あたり1人が事件を起こした
白楽のデータでは、全大学平均で教員194人あたり1件の事件を起こしていた。東京大学・京都大学では教員の54~56人に1人と高頻度である(白楽ロックビル、『科学研究者の事件と倫理』、講談社、2011年9月)。
この数値は、大学の各学部あたり1人の教員が事件を起こしている割合だ。また、各学会あたり会員の数人~数十人が事件を起こしている割合だ。
この割合は、学生・院生にとっても研究者にとっても身近な人が事件を起こしていることになる。ただ、実際は、事件を起こした研究者が匿名報道されているので気がつかない。また、ある日、突然、講義担当の教員がいなくなっても、学生には事実を知らされないので、気がつかないことが多い。
★日本では、ねつ造・改ざん事件を毎年8.6人、盗用事件を毎年9.4人起こしている
白楽のデータでは、2000年から2009年の10年間にねつ造・改ざん事件が88件、盗用事件が23件あった(白楽ロックビル、『科学研究者の事件と倫理』、講談社、2011年9月)。平均するとねつ造・改ざん事件は毎年8.8件、盗用事件は毎年2.3件起こっていた。
埼玉学園大学の菊地重秋の論文では、1998年から2013年までの16年間にねつ造・改ざん事件が38件(年平均2.4件)、盗用事件が58件(年平均3.6件)あった。
本ブログの「研究者の事件一覧(日本)」から2012年~2015年の最近の数値を探ると以下のようだ。ただ、この数値は、網羅的な調査をした結果ではないので、あまり正確ではない。また、件数ではなく人数である。
→ 研究者の事件一覧(日本) | 研究倫理
年 | ねつ造・改ざん | 盗用 |
2015 | 14 | 16 |
2014 | 11 | 12 |
2013 | 2 | 5 |
2012 | 13 | 9 |
平均 | 10.0 | 10.5 |
2012年~2015年では、ねつ造・改ざん事件は毎年2~14人(計40人、年平均10.0人)、盗用事件は毎年5~16人(計42人、年平均10.5人)起こしていた。
ネカトは増えているのか?
菊地重秋データでは、1998年から2013年まで、ねつ造・改ざんは年平均2.4件、盗用は年平均3.6件である。古い白楽データでは、2000年から2009年まで、ねつ造・改ざんは年平均8.8件、盗用は年平均2.3件である。これらと比べると、新しい白楽データでは、2012年~2015年のねつ造・改ざんは年平均10.0人なので、幾分増えてる。盗用は年平均10.5人なので、約3-4倍に増えている。
しかし、人数が少ないし、はっきりしない。増減を、事件数と人数を混ぜている。そもそも、事件数で測るのが適切なのか、人数で測るのが適切なのか、議論を煮詰めていない。
●3.【欧米の研究ネカトの頻度】
★ステネック:米国の研究者の100人に1人が研究ネカト
ニコラス・ステネック (Nicholas H. Steneck、写真出典)は、米国・ミシガン大学・歴史学科の名誉教授で、専門は研究倫理学である。1980年中頃から研究倫理を研究し、1991~1993年に米国・健康福祉省の研究倫理委員会の座長をつとめ、2004年に著書『ORI Introduction to the Responsible Conduct of Research』を上梓している。米国・研究公正局(ORI:Office of Research Integrity)のコンサルタントもしている。
2006年の論文では他人の研究を以下のようにまとめている。(NH. Steneck(2006):「Fostering Integrity in Research Definitions, Current Knowledge, and Future Directions」、Science and Engineering Ethics (2006) 12, 53-74)。
日本語解説は→ココ
研究者の不正行為は、議論されているより多いと思われる。優良大学でさえ、大学院生の50%以上が不正をしていた。
1992年のKalichmanの論文によると、大学院生・ポスドクは次のように答えた。大学院生・ポスドクの
- 36%は、ある種の研究ネカトを見た。
- 15%は、グラントの獲得、論文出版に有効なら、データねつ造や改ざんをする。
同じような数値は、1998年にBrownも報告し、2001年にGeggie も報告した。Geggieの報告では、科学研究者の5.7%が研究ネカト(「ねつ造」「改ざん」「盗用」)をしたことがあると認めている。
最近の5年間の多くの証拠が示すところ、深刻な研究ネカトの発生頻度は1%である。
1つ目の研究。臨床生物統計学国際学会の会員の422人の回答を分析すると、[Ranstam, J., Buyse, M., et al. (2000). Fraud in medical research: an international survey of biostatisticians. ISCB Subcommittee on Fraud. Controlled Clinical Trials 21 (5): 415-27]
- 51%の会員は、過去10年に少なくとも1回、重大な研究ネカトを身近で見たという。
- 31%の会員は、研究ネカトが起こるか、または起こりそうな研究プロジェクトに従事した。
- 13%の会員は、研究ネカトを依頼された。
2つ目の研究。過去10年間の薬剤臨床試験の論文の著者330人にアンケート調査した結果、同じような研究ネカトの発生頻度が得られた[Gardner, W., Lidz, C. W., et al. (2005). Authors’ reports about research integrity problems in clinical trials. Contemporary Clinical Trials 26 (2): 244-51 ]。
- 2人の著者(0.6%)は、標的薬品についてネカトをした。
- 15人の著者(2.7%)は、「ねつ造、または改ざんデータ」、「容認されない方法でデータ削除」、「意図不明な紛らわしい記述」、「データが当てにならない、紛らわしい記述」、「間違った結果を導く記述」をした。
3つ目の研究。細胞生物学の著名ジャーナル(The Journal of Cell Biology)への投稿論文800のうち8論文(1%)が不適当に操作されたデジタル画像を含んでいた[Rossner, M. (2004). Digital images and the journal editor. 2004 ORI Research Conference on Research Integrity, San Diego, CA, November 12-14. ]。
★米国・ブライアン・マーチンソン(BC Martinson)ら:研究者の100人に1人が不正
米国・ヘルスパートナーズ研究財団(HealthPartners Research Foundation)のマーチンソン(Brian C. Martinson)らの2005年のネイチャー論文で、NIH助成科学研究での不正研究の発生頻度は1%という数値がでている。「Brian C. Martinson, Melissa S. Anderson and Raymond de Vries (2005). Scientists behaving badly. Nature 435 (7043):737-8.
マーチンソンらのネイチャー論文で約3,300人の科学研究者が回答し、
- 0.5%は、データ改ざんか加工をした。
- 1%は、許可を得ないで、または引用せずに、他人のアイデアを使用した。
- 5.3%は、以前の自分のデータに矛盾するデータを隠した。
- 12.8%は、他人の不正データや問題のある解釈を黙認した。
この数値は自己申告だが、数字を多く答える意図も動機もないから、インフレの数値ではないだろう。
マーチンソンが報告した“研究に伴う不正行為“の多くは、連邦政府が定義するネカト(「ねつ造」「改ざん)」「盗用」)ではなく、研究クログレイ(QRP,Questionable research practice)だが、以前考えられていた頻度よりも多い。
★英国・ダニエル・ファネーリ(Daniele Fanelli):研究者の2%が研究ネカト、34%が研究クログレイをした
英国・エジンバラ大学のダニエル・ファネーリ(Daniele Fanelli、写真出典)が2009年、“研究に伴う不正行為”の頻度を調査した今までの論文全体を比較検討した。(Daniele Fanelli(2009):「How Many Scientists Fabricate and Falsify Research? A Systematic Review and Meta-Analysis of Survey Data」、PLOS ONE、May 29, 2009、DOI: 10.1371/journal.pone.0005738 )
その結果をまとめると、研究者の2%が「ねつ造」「改ざん」「盗用」などの「ネカト」をしたと自分で認めている。また、34%が「勘で測定点を省く」「研究費助成源の圧力に応じて研究デザイン、方法、結果を変える」などの「研究クログレイ」をしたと自分で認めている。
14%以上の人は、他の研究者の「ネカト」を見たことがある。72%の人は、他の研究者の「研究クログレイ」を見たことがある。
スゴく多い!
★撤回論文は2万報あたり1報
サイエンスライターのグラント・スティーン(Grant Steen)が2000~2010年の11年間の英語論文の国別論文撤回数を表にした。撤回理由を「間違い(Error)」「ネカト(Fraud)」「不明(Unknown)」に分類した。(出典:Richard Van Noorden(2010年11月16日) 、「US scientists “more prone” to fake research? No」、Nature News Blog)
「ネカト」では、11年間に日本は18件、米国で84件と米国が圧倒的に多い。しかし、対象論文数は米国で182万報、日本で38万報もある。「研究ネカト」による撤回論文は全論文の米日ともに0.005%、つまり、2万報あたり1報と、きわめて少ない。
とは言え、論文撤回は、いわば、不正研究の最終地だ。研究者も懲戒処分されるなど、タダじゃすまない状況になる。撤回論文数は“研究に伴う不正行為”数を反映しているけれど、“研究に伴う不正行為”数そのものではない。
★撤回論文数は増えている:「ファングの2012年PNAS論文」
以下は「研究ジャーナルの論文撤回規定:デイビッド・レズニック(David B. Resnik)ら、2015年7月」の該当部分を再掲である。
米国のワシントン大学(シアトル)・医学研究科・微生物学の教授で、研究倫理の活動もしているフェリック・ファング(Ferric C. Fang、写真出典)が、「ファングの2012年PNAS論文」が撤回論文の数を分析している。
→ Fang FC, Steen RG, Casadevall A. Misconduct accounts for the majority of retracted scientific publications. Proc Natl Acad Sci USA. 2012 Oct 16;109(42):17028–33. [PMC free article] [PubMed]
論文の図1を以下に示す。
図1Aに示すように、1977-1981年から2007-2011年まで、撤回論文数が増えている。2007-2011年では急に増えている。
撤回論文数の理由の21.3%は「間違い」だが、67.4%は、研究ネカトで、内訳は、ねつ造・改ざん((赤棒、43.4%)、重複出版(14.2%)、盗用(9.8%).である。
図1Aからねつ造・改ざん(赤棒)による撤回論文数は、数値が示されていないので図から推定するると、1977-1981年では約20報だったのが、2007-2011年では約410報と、30年で20倍近い増加である。
総論文数が増えたから撤回論文数も比例して増えたのだろうか?
図1Bに示すように、ねつ造・改ざん(赤棒)による撤回論文数は、1975年では総論文数の0.002%だったが、2005年では0.007%と上昇している。つまり、総論文数が増えたから撤回論文数も比例して増えたのではない。撤回論文それ自体が増えているのである。
撤回論文の数が増えたのはどうしてだろうか?
ねつ造・改ざんが増えてきたためかもしれない。そうかもしれないが、ねつ造・改ざん数の正確なデータがない。それよりむしろ、論文撤回に対する編集者の意識が高くなってきたためだという報告がある。
●4.【ネカトは増えているか?】
ネカト事件が起こるたびに、「ネカトは最近、増えている」と発言・記述する人たちを白楽は見聞きしてきた。
20年前に比べれば、日本のネカト報道数は確かに増えてきた。
しかし、不思議に思うだろうが、ネカト数は、日本も米国も正確に把握できていない。信頼に足る測定値・統計値を誰も持っていないのである。
世界で最も研究公正性システムを整備し、その頂点である米国・研究公正局の所長だったデビッド・ライト(David Wright、写真出典)が答えている(出典:2014年4月4日のジョスリン・カイザー(Jocelyn Kaiser)の記事:Former U.S. Research Fraud Chief Speaks Out on Resignation, ‘Frustrations’ | Science/AAAS | News)
質問(Jocelyn Kaiser):ネカトは増えていますか? ネカトが増えているから、論文撤回が増えているのですか?
答(デビッド・ライト):ネカトが増えているかどうか、誰れも知らないと思う。1つの見方として、ネカトの実際の行為数は増えていないけど、検出技術とオンライン出版が増えたことで、ネカトを検出することが容易になったという意見はある。
つまり、「ネカトが増えているか、減っているか?、誰もわからない」と。
撤回論文数は把握できる。事件として新聞記事になったネカト数も把握できる。
パソコンの普及でコピーペーストが容易になり、盗用と画像加工が急速に増加した。後を追うように、盗用検出法と画像解析法も急速に進歩した。それで、同じ数のネカトが起こっていたとしても、ネカトが発覚する頻度は高くなっていると思われる。
「当局(オーソリティ)」である大学・研究機関の上層部の研究ネカトに対する意識が各段に向上している。ネカトを調査・公表する環境が大きく変化している。それで、同じ数のネカトが起こっていたとしても、大学・研究機関が調査し公表する数は増えている。
別の「当局(オーソリティ)」である学術誌編集局の編集者も意識が各段に向上している。「撤回監視(リトラクション・ウオッチ:Retraction Watch)」の活動が活発なために、撤回論文数は急速に増えている。
それで、撤回論文とネカト新聞記事数は増えたと思われる。
そして、撤回論文も新聞記事も研究ネカトの氷山の一角である。
本当に起こっているが、表面化していない隠れたネカト行為・事例がたくさんある(多分)。それをどう把握できるのか?
一見、ネカトが増えている思えるのだが、基準や状況が変化していることもあり、一概に言えないのだ。客観的に測定する方法を編み出さないと、いろいろな対策を施しても、その効果を知ることができない。
●5.【白楽の感想】
《1》ネカトの測定
ネカトの発生数と発覚数を何とか測定できないものだろうか? と随分前から思案した。発覚数は新聞記事のネカト事件を数えればわかると考え、学生・院生とともに日本の事件を調べた。かなり長い年月がかかったが、途中、学会で数度発表し、最後は、本にまとめた(白楽ロックビル、『科学研究者の事件と倫理』、講談社、2011年9月)。
しかし、新聞は、別の大きな事件があればネカトを報道しない。また、ネカトという行為が報告されても、文部科学省や大学・研究機関は必ずしも公表しない。さらに、新聞記事は独自取材ではなく、文部科学省や大学・研究機関の発表を記事にしているだけだ。
だから、ネカトの発覚数を数えるのに新聞記事の限界は目に見えている。正確ではない。しかし、他に、測定方法が見つからなかった。
さらに、ネカトという行為の発生数はもっとわからない。だから、発生しているのだが、発覚に至らない割合は全く不明である。もっとも、何をもって「ネカトという行為の発生」と定義するのかも難しい。
このことに関連するが、ネカトを研究し、記事を書いたり講演したりすると、ネカトの巧妙化を促進してしまうのではないか、という危惧を抱く。
つまり、ネカトをしてしまった(発生した)が、それを発覚しない方法、発覚しても、ねつ造・改ざんではなく「間違い」でかわせる方法を教えている、という危惧を抱く。
ネカトを防止するつもりが促進している。ということはないのだろうかと。
●6.【主要情報源】
本文中に示した。
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。
他のページも合わせまして
大変勉強になりました。
ありがとうございます。