2021年10月28日掲載
ワンポイント:2020年10月初旬(43歳?)、国立生物科学センター(NCBS)のラメシュは、「2020年10月のNature Chemical Biology」論文を発表した。パブピア(PubPeer)が直ぐに、データの疑念を指摘した。国立生物科学センターが調査に入り、院生のバンディオパダイが単独のネカト者と発表した。ところが、バンディオパダイはポスドクのチャウドハリーもネカト者だとメディアで主張した。親組織のタタ基礎研究所の倫理委員会(TAEC)が調査に入り、院生のバンディオパダイの主張が正しいと結論した。ラメシュは無処分。国民の損害額(推定)は3億円(大雑把)。
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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
9.主要情報源
10.コメント
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●1.【概略】
アラティ・ラメシュ(Arati Ramesh、ORCID iD:?、写真出典)は、インドの国立生物科学センター(NCBS:National Centre for Biological Sciences)・研究主宰者(Reader-F)で医師免許は所持していない。専門は生化学(RNAの構造と機能)である。インドの超一流研究所の有名な研究者である。
本事件は、アラティ・ラメシュ(Arati Ramesh)、シラディティア・バンディオパダイ(Siladitya Bandyopadhyay)、サスミトナラヤン・チャウドハリー(Susmitnarayan Chaudhury)の3人の名前を表題にしたが、内実は以下のようだ。
当初、実際のネカト者は院生のバンディオパダイの単独犯ということになったが、バンディオパダイがメディアで、ポスドクのチャウドハリーもネカト者だと主張した。
結局、ネカト者はバンディオパダイとチャウドハリーがネカト者ということになった。
ただ、多くのメディアはラメシュ事件として報道している。それで、本記事でもラメシュを主体に記述した。
2020年10月初旬(43歳?)、国立生物科学センター(NCBS)のラメシュは、「2020年10月のNature Chemical Biology」論文を発表した。パブピア(PubPeer)が直ぐに、データの疑念を指摘した。
2021年7月6日(44歳?)、国立生物科学センター(NCBS)が調査し、院生のバンディオパダイが単独でネカトをしたと発表した。同時に、ラメシュも声明を発表し、同じように、バンディオパダイの単独犯だと述べた。
ところが、バンディオパダイは自分はネカトをしたけど単独犯ではなく、先輩のチャウドハリーもネカト者だと、地元の新聞およびドイツのレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログで公表した。
2021年9月16日(44歳?)、国立生物科学センター(NCBS)の親組織であるタタ基礎研究所の倫理委員会(TAEC)が調査に乗り出し、院生のバンディオパダイの主張が正しいと結論した。
2021年10月27日(44歳?)、ラメシュは無処分で、国立生物科学センター(NCBS)・研究主宰者(Reader-F)の職を維持している。 → Dr. Arati Ramesh | NCBS
国立生物科学センター(NCBS)。写真出典
- 国:インド
- 成長国:インド
- 医師免許(MD)取得:なし
- 研究博士号(PhD)取得:米国のテキサスA&M大学(Texas A&M University)
- 男女:女性
- 生年月日:不明。仮に1977年1月1日生まれとする。1995年に大学に入学した時を18歳とした
- 現在の年齢:47歳?
- 分野:生化学
- 不正論文発表:2020年(43歳?)
- 発覚年:2020年(43歳?)
- 発覚時地位:国立生物科学センター(NCBS)・研究主宰者(Reader-F)
- ステップ1(発覚):第一次追及者(詳細不明)は「パブピア(PubPeer)」
- ステップ2(メディア):「パブピア(PubPeer)」、レオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)、「Wire Science」、「撤回監視(Retraction Watch)」など
- ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①国立生物科学センター・調査委員会。②タタ基礎研究所(Tata Institute of Fundamental Research)の倫理委員会(TIFR Academic Ethics Committee:TAEC)
- 研究所・調査報告書のウェブ上での公表:なし
- 研究所の透明性:実名報道だが機関のウェブ公表なし(△)
- 不正:ねつ造・改ざん
- 不正論文数:2報。1報撤回
- 時期:研究キャリアの中期から
- 職:事件後に研究職(または発覚時の地位)を続けた(〇)
- 処分:院生のバンディオパダイは退学
- 日本人の弟子・友人:不明
【国民の損害額】
国民の損害額:総額(推定)は3億円(大雑把)。
●2.【経歴と経過】
出典:(83) Arati Ramesh | LinkedIn 、
- 生年月日:不明。仮に1977年1月1日生まれとする。1995年に大学に入学した時を18歳とした
- 1995年 – 1998年(18 – 21歳?):インドのセントアンズ学位大学(St. Anns degree college)で学士号取得:遺伝学、動物学、化学
- 1998年 – 2000年(21 – 23歳?):インドのプネー大学(Pune University)で修士号取得:バイオテクノロジー
- 2001年 – 2007年(24 – 30歳?):米国のテキサスA&M大学(Texas A&M University)で研究博士号(PhD)を取得:化学
- 2007年(30歳?):米国のダラスのUTサウスウエスタンメディカルセンター(UT Southwestern Medical Center, Dallas)・ポスドク
- 20xx年(xx歳):インドの国立生物科学センター(NCBS)・研究主宰者(Reader-F)
- 2020年(43歳?):不正研究が発覚する
- 2021年10月27日(44歳?):インドの国立生物科学センター(NCBS)・研究主宰者(Reader-F)の職を維持 → Dr. Arati Ramesh | NCBS
●5.【不正発覚の経緯と内容】
★注目を集めたネカト騒動
インドから出版された論文が撤回されることは珍しくない。しかし、今回のラメシュ事件はインドでも注目を集めた。
理由の1つは、ネカト論文を出版した国立生物科学センター(NCBS)はインドの超一流の研究所だからだ。インドが誇る超一流の研究所がネカト論文を出版したのでは、インド政府としてもインド国民としても憤慨する。
2つ目の理由は、今回、撤回された論文の内容が画期的だったことだ。
論文は鉄を結合するRNA(図出典)を発見したという、本当なら、大発見の論文である。そのRNAを「センセイ」と命名した(Sensei – short for Sense iron)。
本題とズレるが、「センセイ」という命名は、誰が「セイト」なの? と、日本人としては少し引っかかる。マーいいけど。
3つ目の理由は、ネカト者とされた院生が、ボスであるラメシュの身代わり(スケープゴート)にされたなど、事件の裏側をメディアに暴露したからだ。
では順を追って見ていこう。
★発覚
2020年10月初旬(43歳?)、国立生物科学センター(NCBS)のアラティ・ラメシュ(Arati Ramesh)は、「2020年10月のNature Chemical Biology」論文を発表した。
- Discovery of iron-sensing bacterial riboswitches.
Bandyopadhyay S, Chaudhury S, Mehta D, Ramesh A.
Nat Chem Biol. 05 October 2020
ところが、出版してすぐの2020年10月下旬から、数人がパブピア(PubPeer)で論文の画像に問題があると指摘した。
例えば以下である。画像出典 → https://pubpeer.com/publications/CDC2E61BCA1A5D6FA70658F9CBBAE2?utm_source=Chrome&utm_medium=BrowserExtension&utm_campaign=Chrome
ラメッシュは、彼女のグループが実施した実験の生データを示して、データのねつ造・改ざんはないと主張した。
ところが、パブピア(PubPeer)は、その生データもねつ造だと指摘した。
★対処
2020年11月初旬(43歳?)、ラメシュはパブピアで疑念が指摘されたことを国立生物科学センター(NCBS)のサタジット・メイヤー所長(Satyajit Mayor)に報告した。
国立生物科学センターは、申し立てを調査し、適切な措置を講じるため、所内・所外の委員で構成するネカト調査委員会を設立した。
2020年11月23日(43歳?)、国立生物科学センターは、1か月で調査を終了し、論文撤回が必要だと結論した。
2020年12月(43歳?)、学術誌「Nature Chemical Biology」は、論文に「懸念表明」タグを付けた。
2021年6月30日(44歳?)、半年後、学術誌「Nature Chemical Biology」は論文を撤回した。
2021年7月6日(44歳?)、論文撤回1週間後、国立生物科学センターは、ラメシュの論文撤回に関する声明を発表した。 → Retraction of paper from Arati Ramesh Lab at NCBS | NCBS News
声明では、1人の個人が画像操作を行なったと結論した。そして、この個人はもはや国立生物科学センターに在籍していない、と述べた。
2021年7月6日(44歳?)、同日、ラメシュも声明を発表した(以下のPDF)。
personalstatement_retractionncb
声明では、彼女は大きなショックを受け、非常に混乱しているが、連絡著者として責任を負わなければならない。研究室の1人の院生が生データをもって研究所を突然去ったが、彼が提出した実験データは再現できなかった。このような不正行為が私の監視下で起こったことをとても申しわけなく思っている、と述べた。
★紛糾
国立生物科学センターもラメシュも声明ではネカト者とした院生の名前を挙げなかった。
ただ、名前は直ぐにわかるし、話しが面倒になるのを避けるため、ここで書いておく。院生は第一著者のシラディティア・バンディオパダイ(Siladitya Bandyopadhyay)(男性)である。
バンディオパダイ院生は国立生物科学センター(NCBS)とラメシュの声明の後、両方の声明は間違っていると主張した。
バンディオパダイ院生は、生データを全部持って、研究所を突然去ったとされているが、自分は適正な手続きを踏んで研究所を退所したと反論した。
「私は突然ラボを離れていません。私は調査全体に協力し、研究所を退所する適正な手続きに従いました。退所する際の「異議なしの証明書(No Objection Certificate:NOC)」を受け取っています」。
さらに、バンディオパダイ院生が研究所を去ってからも、ラメッシュは、研究に関連するすべての生データにアクセスできていた。これは、バンディオパダイ院生が生データを全部持って行ったという彼女の主張に反していた。
また、声明では、ネカトはバンディオパダイ院生だけの単独犯だとされたが、同じ研究室の別のメンバーが論文のデータの偽造に関与していたと、バンディオパダイ院生は述べた。
バンディオパダイ院生は自分自身が不正行為に関与したことを認めたが、ラボの別のメンバーで共著者であるポスドクのサスミトナラヤン・チャウドハリー(Susmitnarayan Chaudhury)も関与していたと主張した。
上記の点を「Wire Science」記者が問い合わせると、国立生物科学センター(NCBS)・広報官は「ノーコメント」と回答した。
一方、ポスドクのチャウドハリーはバンディオパダイ院生の主張を完全に否定した。
ポスドクのチャウドハリーは、「私が得た蛍光データは実際の実験で得たデータで、そのことを疑う余地はありません。結果は100%再現性があり、しっかりしたデータであることを示す証拠がいくつかあります」と述べた。
★タタ基礎研究所・倫理委員会
国立生物科学センター(NCBS:National Centre for Biological Sciences)はタタ基礎研究所(Tata Institute of Fundamental Research)傘下の6センターの1つである。
国立生物科学センターは、バンディオパダイ院生の単独犯だと発表していたが、バンディオパダイ院生と研究主宰者のラメッシュの言い分が大きく異なっていた。
それで、親組織のタタ基礎研究所の倫理委員会(TIFR Academic Ethics Committee:TAEC)がネカト調査に乗り出した。
2021年9月16日(44歳?)、タタ基礎研究所の倫理委員会(TAEC)は、調査の結果、バンディオパダイ院生だけでなくポスドクだったチャウドハリーが、ねつ造・改ざんに関与していたと結論した。
つまり、データねつ造・改ざんはバンディオパダイ院生とポスドクのチャウドハリーの2人が行ない、ラメッシュは関与していない。また、バンディオパダイ院生が、生データを全部持って、研究所を突然去ったというのは間違いだった、と結論した
また、ネカトの兆候を示すデータが明白だったのに適切なチェックをしなかったラメッシュは「科学的に不注意で、勤勉さに欠ける。 連絡著者であり、研究室主宰者として、全体的な責任がある」と付け加えた。
さらに、ラメッシュ研究室は毒ラボだったとの噂だが、タタ基礎研究所の倫理委員会(TAEC)は、「毒ラボは事実だった」とも述べた。ただ、毒ラボは事実でも、そのことでラメッシュに不正があったとは言えないとした。
ポスドクのチャウドハリーは、タタ基礎研究所の倫理委員会(TAEC)が調査結果を発表した2021年9月16日時点では、米国のロスアラモス国立研究所(Los Alamos National Laboratory, New Mexico)の研究員になっていた。ネカト行為があったことは、ロスアラモス国立研究所に通報された。ただ、ロスアラモス国立研究所から解雇されたかどうか、白楽は掴めなかった。
★「2020年のJournal of Molecular Biology」論文
今まで、ラメシュの「2020年10月のNature Chemical Biology」論文だけを論じてきた。
2021年7月(44歳?)、しかし、ネカトハンターのエリザベス・ビック(Elisabeth Bik、写真出典)はラメシュの「2020年のJournal of Molecular Biology」論文のデータに関する疑念も指摘している。
以下に示すように、共著者に、今まで述べてきたシラディティア・バンディオパダイ(Siladitya Bandyopadhyay)、サスミトナラヤン・チャウドハリー(Susmitnarayan Chaudhury)はいない。
- Discovery of ANTAR-RNAs and their Mechanism of Action in Mycobacteria.
Mehta D, Koottathazhath A, Ramesh A.J Mol Biol. 2020 Jun 26;432(14):4032-4048. doi: 10.1016/j.jmb.2020.05.003. Epub 2020 May 15.
エリザベス・ビックが指摘したのは以下の図である。出典:https://pubpeer.com/publications/7BBC0875C2CC1C1464A9F964C65719
これはどう見てもねつ造に思える。間違えて、図を取り違えたレベルではない。意図的操作が入っている。
しかし、タタ基礎研究所の倫理委員会(TAEC)は、これは不適切なラベル付けの結果で、ねつ造・改ざんの証拠は見つからなかったと結論した。
●【ねつ造・改ざんの具体例】
データのねつ造・改ざんは上記したので省略する。
●6.【論文数と撤回論文とパブピア】
★パブメド(PubMed)
2021年10月27日現在、パブメド(PubMed)で、アラティ・ラメシュ(Arati Ramesh)の論文を「Arati Ramesh[Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2007~2021年の15年間の18論文がヒットした。
「Ramesh A」で検索すると、648論文がヒットした。本記事で問題にしている研究者以外の論文が多数含まれていると思われる。
2021年10月27日現在、「Retracted Publication」のフィルターでパブメドの論文撤回リストを検索すると、0論文が撤回されていた。
★撤回監視データベース
2021年10月27日現在、「撤回監視(Retraction Watch)」の撤回監視データベースでアラティ・ラメシュ(Arati Ramesh)を「Arati Ramesh」で検索すると、本記事で問題にした「2020年10月のNature Chemical Biology」論文・ 1論文が懸念表明後に撤回されていた。
★パブピア(PubPeer)
2021年10月27日現在、「パブピア(PubPeer)」では、アラティ・ラメシュ(Arati Ramesh)の論文のコメントを「Arati Ramesh」で検索すると、2論文にコメントがあった。
●7.【白楽の感想】
《1》良い面、悪い面
研究主宰者であるアラティ・ラメシュ(Arati Ramesh)、所属研究所である国立生物科学センター(NCBS:National Centre for Biological Sciences)がネカト調査の結果、それぞれ別個に声明を出し、院生のシラディティア・バンディオパダイ(Siladitya Bandyopadhyay)1人に責任を負わせ、処分した。
バンディオパダイ院生は自分だけがネカト者ではない、ポスドクのサスミトナラヤン・チャウドハリー(Susmitnarayan Chaudhury)もネカト者だとメディアに訴え、国立生物科学センターの上部組織であるタタ基礎研究所の倫理委員会(TAEC)が調査に乗り出し、バンディオパダイ院生の主張が正しいことを結論した。
ただ、エリザベス・ビックが指摘した別論文の画像操作はねつ造・改ざんではないとした。
状況は、公表された記事からしか把握できない。
研究主宰者のラメシュは何ら処罰を受けていない。ラメシュはインドの有力者の娘なのだろうか? 特別待遇を受けている印象がある。この点、ラメシュ事件でなんかヘンなことが起こっていると感じた。
もう1点は、最初、バンディオパダイ院生1人にネカトの全責任があると、ラメシュも国立生物科学センターも発表したことだ。
国立生物科学センターはまともな調査をせず、ラメシュの話をそのまま信じて結論したことがよくわかる。これは、ラメシュ自身が調査される側の人物だと考えると、かなりヘンである。
一方、バンディオパダイ院生がメディア通して、「間違っている」と主張したのを、タタ基礎研究所が受け止め、倫理委員会(TAEC)を設置し調査したのは、素晴らしい。
日本では、調査がおかしいと指摘されても、別組織があらためて調査することは全くと言っていいほど、ない。
厳正な判定をする裁判でも多くの国は3回の審理が可能な「三審制 」を取っている。
日本は、大学のネカト調査は1回だけで、控訴なしである。不服申し立てはできるが同じ委員会に申し立てても、意味がない。
ただ、タタ基礎研究所の倫理委員会(TAEC)はエリザベス・ビックのネカト疑惑を否定した。この点、何としても、ラメシュを守りたいという意図がミエミエである。
しかし、ラメシュに甘い判定は結局、長い目で見れば、インドの研究公正の低下を招くと思われる。
ラメシュは2019年にヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム(HFSP)の研究費をもらっている。ということは、日本国民の税金を使っているってことですね。
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日本がスポーツ、観光、娯楽を過度に追及する現状は日本の衰退を早め、ギリシャ化を促進する。日本は、40年後に現人口の22%が減少し、今後、飛躍的な経済の発展はない。科学技術と教育を基幹にした堅実・健全で成熟した人間社会をめざすべきだ。科学技術と教育の基本は信頼である。信頼の条件は公正・誠実(integrity)である。人はズルをする。人は過ちを犯す。人は間違える。その前提で、公正・誠実(integrity)を高め維持すべきだ。しかし、もっと大きな視点では、日本は国・社会を動かす人々が劣化している。どうすべきなのか?
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●9.【主要情報源】
① 2021年7月5日のレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログ記事:Faking Raw Data with an Iron Fist – For Better Science
② 2021年7月7日のジェイコブ・コシー(Jacob Koshy)記者の「Hindu」記事:NCBS lab retracts scientific paper after evidence of data fraud – The Hindu
③ 2021年7月14日のレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログ記事:Student, Meet Bus – For Better Science
④ 2021年7月20日のヴァスデヴァン・ムークンス(Vasudevan Mukunth)記者の「Wire Science」記事:NCBS: When a Paper Is Published but One Author Is Found Guilty of Misconduct… – The Wire Science
⑤ 2021年7月31日のサヤンタン・ダッタ(Sayantan Datta)記者の「Wire Science」記事:NCBS Retraction: Ex-Student Alleges Others Involved in Research Fraud – The Wire Science
⑥ 2021年8月2日のレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログ記事:“On no condition can the prediction be wrong” – NCBS Scapegoat Student in Interview – For Better Science
⑦ 2021年9月17日のジェイコブ・コシー(Jacob Koshy)記者の「Hindu」記事:TIFR raps NCBS over handling of misconduct issue – The Hindu
⑧ 2021年9月21日のサヤンタン・ダッタ(Sayantan Datta)記者の「Wire Science」記事:TIFR Probe Draws the Curtains on NCBS Retraction Case, but Not All the Way – The Wire Science
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。
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