「大学・研究所の調査不正」カテゴリーアーカイブ

哲学:マガリ・ロケス(Magali Roques)(フランス)

2024年1月15日掲載

ワンポイント:国立科学研究センター(CNRS)・研究員のロケスは、2015~2020年に出版した14論文が盗用で2020~2021年に撤回された連続盗用者(Serial Plagiarist)である。しかし、国立科学研究センターのネカト調査委員会は「剽窃だが盗用ではない(‘unacknowledged borrowings’ but not plagiarism)」と、研究公正の基準・認識が異常な結論を下した。典型的な「研究機関のネカト調査不正」事件である。但し、ロケスは、2021年に国立科学研究センターを解雇され、研究者を廃業した。国民の損害額(推定)は5億円(大雑把)。

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