レオナルド・ギルニタ(Leonard Girnita)、アダ・ギルニタ(Ada Girnita)、柴野卓志(Takashi Shibano)(スウェーデン)

2024年1月30日掲載

ワンポイント: レオナルド・ギルニタはルーマニアで生まれ育ち、スウェーデンのカロリンスカ医科大学(Karolinska Institutet)・準教授になった。アダは妻で研究室員。柴野は東大・博士で、ギルニタのポスドク。ネカトハンターのクレア・フランシス(Clare Francis)がギルニタのネカトを指摘し、レオニッド・シュナイダーがカロリンスカ医科大学とスウェーデン国家研究不正審査委員会(NPOF)に通報した。2023年12月、スウェーデン国家研究不正審査委員会(NPOF)はギルニタ夫妻、柴野ら11人をねつ造で有罪と結論した。有罪の基準は米国・研究公正局の基準とは異なり、ユニークである。なお、学術誌はスウェーデン国家研究不正審査委員会(NPOF)の結論に従わず、間違いと認定し、論文訂正ですませ、論文を撤回していない。この対処は異常で、「学術誌のネカト調査不正」である。国民の損害額(推定)は2億円(大雑把)。

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