企業:関節炎薬・バイオックス(Vioxx):メルク社(Merck)(米)

2018年10月16日掲載

ワンポイント:【長文注意】。関節炎薬・バイオックス(Vioxx)はメルク社に年商25億ドル(約2500億円)という莫大な売り上げをもたらす巨大医薬品(ブロックバスター)だった。2004年9月、メルク社は心臓病への悪影響でバイオックスを自主回収した。しかし、その4年前の2000年にすでにバイオックスの危険性を知っていて、データを隠蔽・改ざんしていた。結局、1999~2004年に、2000万人の米国人がバイオックスを服用し、14万人がバイオックスで心臓発作を起こし、その内の6万人が亡くなった(27,785人説や38,000人説もある)。最初に明確にバイオックスの危険性を指摘したのは2001年8月、クリーブランド・クリニック(Cleveland Clinic)のエリック・トポル医師(Eric J. Topol)だった。バイオックス事件の背景として、メルク社の代筆(ゴーストライター)行為も糾弾された。2007年時点で、メルク社は、約27,000件の訴訟に対して約48.5億ドル(約4850億円)を支払うことで合意した。国民の損害額(推定)は7兆円(大雑把)。

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