アンドリュー・ウェイクフィールド (Andrew Wakefield) (英)

2018年4月16日掲載。

ワンポイント:【長文注意】。ウェイクフィールドは、ロンドンのロイヤル・フリー病院(Royal Free Hospital)の医師だった。1998年(40歳)、「予防接種すると自閉症になる」という論文をランセット誌に発表した。世界の医学界はすぐにその結論を否定した。しかし、「予防接種すると自閉症になる」を信じたい人々は予防接種を避け、その影響で、はしかが大流行し、世界で数万人が感染したと言われている。英国『サンデー・タイムズ』紙のブライアン・ディーア記者は、2004年(46歳)に「1998年のランセット」論文の利益相反を突き止め、2009年(51歳)にデータねつ造・改ざんを見つけた。2010年(52歳)、英国の医事委員会(General Medical Council)は、「1998年のランセット」論文を利益相反及びネカトと結論し、ウェイクフィールドの医師免許をはく奪した。それでも、ウェイクフィールドは米国に渡り、大勢の支援者に支えられ、「予防接種すると自閉症になる」運動を続けている。損害額の総額(推定)は105億6400万円(当てずっぽう)。
ウェイクフィールド事件は、「全期間ネカト世界ランキング」に5回もランクされた大事件である。
この事件は、白楽指定の重要ネカト事件である:学術界が否定している説を、大衆が信じる。それで、数万人が病気になった。ウェイクフィールド自身が自説を曲げない。

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