生命科学事件集(4)


2016年7月17日~現在までに解説した「研究者の事件(世界:生命科学)」。

シャーヴァート・フレーザー(Shervert Frazier)(米)

2017年2月17日掲載。 ワンポイント:1988年(67歳)に、1966-1975年の4論文に盗用が見つかり辞職したハーバード大学医科大学院・教授・医師(男性)で、NIH・国立精神健康研究所・所長も務めた著名な精神医学 … 続きを読む シャーヴァート・フレーザー(Shervert Frazier)(米)

ジェーン・グドール(Jane Goodall)(英)

2017年2月14日掲載。 ワンポイント:1960-80年代のチンパンジーの研究で有名になった若い白人女性の霊長類学者で、2002年から国連平和大使を務める超有名人。2013年、78歳の時に出版しようとした著書に盗用が発 … 続きを読む ジェーン・グドール(Jane Goodall)(英)

エリン・ポッツ=カント(Erin N. Potts-Kant)(米)

2017年2月5日掲載。 ワンポイント:2013年(32歳)に研究費の横領で逮捕され、大学を辞職(解雇?)した若い女性テクニシャンに、同年、データねつ造・改ざんが発覚した。2015年、大学がそのねつ造・改ざんを秘匿してい … 続きを読む エリン・ポッツ=カント(Erin N. Potts-Kant)(米)

モリス・カーマズィン(Morris Karmazyn)(カナダ)

2017年2月2日掲載。 ワンポイント:インド出身でカナダのⅠ種・国選研究教授に選ばれた著名な心臓研究者のウェスタンオンタリオ大学・教授が、ポスドクのネカト通報で、2016年10月にネカトと判定され、解雇された。しかし、 … 続きを読む モリス・カーマズィン(Morris Karmazyn)(カナダ)

ロバート・ライアン(Robert Ryan)(英)

2016年12月17日掲載。 ワンポイント:受賞も多く、多額の研究費を得、100回以上引用の論文が6報もある、30代後半男性のダンディー大学・準教授の10年に及ぶデータねつ造が2016年に発覚。 ーーーーーーー 目次(ク … 続きを読む ロバート・ライアン(Robert Ryan)(英)

アルフレド・フスコ(Alfredo Fusco)(イタリア)

2016年12月11日掲載。 ワンポイント:2012年にデータねつ造・改ざんが発覚し、警察が捜査、大学が調査しているが、5年10か月が経過しても警察は逮捕せず、大学は調査結果を発表しないまま、研究を続けている。フェデリコ … 続きを読む アルフレド・フスコ(Alfredo Fusco)(イタリア)

ポンタス・ボーストラム(Pontus Boström)(スウェーデン)

2016年12月8日掲載。 ワンポイント:ヨーテボリ大学の教授が突然亡くなり、残された研究室員が不採択論文原稿を完成させる過程で、データねつ造・改ざんが見つかり、2014年、元院生のカロリンスカ医科大学の研究グループ・リ … 続きを読む ポンタス・ボーストラム(Pontus Boström)(スウェーデン)

アザ・エル=レメスィー(Azza B. El-Remessy)(米)

2016年12月2日掲載。 ワンポイント:2016年までに画像のねつ造で4論文が撤回されたが、大学の調査報告書、研究公正局の発表はなく、大学を辞職していない。エジプト出身の米国・ジョージア大学・薬学部・準教授(女性)。 … 続きを読む アザ・エル=レメスィー(Azza B. El-Remessy)(米)

「非ネカト」:ラスル・チョウダリ(G. Rasul Chaudhry)(米)

2016年11月20日掲載。 ワンポイント:1995年、学術不正(エイズ研究の安全性疑念)で半年間の停職を命じられたパキスタン出身のオークランド大学・準教授。不正判定は不当? ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リン … 続きを読む 「非ネカト」:ラスル・チョウダリ(G. Rasul Chaudhry)(米)

シーティン・チャ、查詩婷(Shih-ting Cha)(台湾)

2016年11月17日掲載。 ワンポイント:台湾の小保方晴子事件。2016年11月、国立台湾大学の若い美女ポスドクが「Nat Cell Biol.」論文の画像をねつ造し、指導者の中年男性教授とともに辞職した。 【追記】 … 続きを読む シーティン・チャ、查詩婷(Shih-ting Cha)(台湾)

ティナ・ウェンツ(Tina Wenz)(ドイツ)

2016年11月11日掲載。 ワンポイント:30代の若い女性エリート研究者が、米国・マイアミ大学・ポスドク時代の4論文と、ドイツに帰国後の主宰研究室の2論文の、データねつ造・改ざんが発覚し、2016年にケルン大学がクロと … 続きを読む ティナ・ウェンツ(Tina Wenz)(ドイツ)

ジン・チェン(Jin Q. Cheng)(米)

2016年11月5日掲載。 ワンポイント:14年間の19論文をデータねつ造で撤回し、世界「撤回論文数」ランキングで第20位。2016年にモフィットがんセンター研究所・教授を辞職した。中国の大学出身、フランスの大学院出身の … 続きを読む ジン・チェン(Jin Q. Cheng)(米)

ブランディ・ブレイロック(Brandi Blaylock)(米)

2016年11月2日掲載。 ワンポイント:2015年、研究公正局がねつ造・改ざんで3年間の締め出し処分をした米国・ウェイク・フォレスト医科大学院の女性院生。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) … 続きを読む ブランディ・ブレイロック(Brandi Blaylock)(米)

「非ネカト」:マテヤ・オレシ(Matej Orešič)(フィンランド)

2016年10月30日掲載。 ワンポイント:糖尿病が専門のVTTフィンランド技術研究センター社・教授がねつ造・改ざんの疑念を持たれたが、調査の結果、非ネカト(研究ネカトにあらず。シロ)と判定された。ただし、調査は問題点が … 続きを読む 「非ネカト」:マテヤ・オレシ(Matej Orešič)(フィンランド)

ローズィー・シン(H. Rosie Xing)(米)

2016年10月27日掲載。 ワンポイント:2014年、研究公正局がねつ造・改ざんで3年間の締め出し処分をした米国・シカゴ大学・助教授。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.概略 2.経歴と … 続きを読む ローズィー・シン(H. Rosie Xing)(米)

マイケル・パーヴェス(Michael J. Purves)(英)

2016年10月24日掲載。 ワンポイント:1981年、同僚のネカト追及の後、大学から解雇され、データねつ造をネイチャー誌に自分で告白したブリストル大学・準教授。事件の詳細は不明。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内 … 続きを読む マイケル・パーヴェス(Michael J. Purves)(英)

ギリジャ・ダスマハパトラ(Girija Dasmahapatra)(米)

2016年10月21日掲載。 ワンポイント:2015年、研究公正局がねつ造・改ざんで3年間の締め出し処分をした米国・バージニアコモンウェルス大学の講師(インド出身)。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛 … 続きを読む ギリジャ・ダスマハパトラ(Girija Dasmahapatra)(米)

マルティエ(マリア)・ゲラエツ(Maartje “Maria” C.P. Geraedts)(米)

2016年10月18日掲載。 ワンポイント:2015年、研究公正局がねつ造・改ざんで3年間の締め出し処分をした米国・メリーランド大学医科大学院のポスドク(オランダ出身)。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先 … 続きを読む マルティエ(マリア)・ゲラエツ(Maartje “Maria” C.P. Geraedts)(米)

チョルホ・キム、金鉄虎、김철호(Cheorl-Ho Kim)(韓国)

2016年10月15日掲載。 ワンポイント:2006年に盗用疑惑で大学教授を辞任し、別の大学教授になるものの、2009年にも盗用し、韓国研究財団から学術界から排除と宣告されたが、大学教授に留任した。 ーーーーーーー 目次 … 続きを読む チョルホ・キム、金鉄虎、김철호(Cheorl-Ho Kim)(韓国)

スコット・ハーコネン(Scott Harkonen)(米)

2016年10月12日掲載。 ワンポイント:臨床試験のデータにねつ造・改ざんはないが、その解釈は詐欺だと、製薬企業の社長が訴追され、2009年に有罪となった。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) … 続きを読む スコット・ハーコネン(Scott Harkonen)(米)

ヒョンチョル・イ、이현철、李眩*、(Hyun Chul Lee)(韓国)

2016年9月30日掲載。 ワンポイント:2008年に調査が始まり、データねつ造で論文撤回なのに、大学は2か月の停職処分で、処分期間後、定年まで大学教授として教壇に立った。納得しがたい事件。 ーーーーーーー 目次(クリッ … 続きを読む ヒョンチョル・イ、이현철、李眩*、(Hyun Chul Lee)(韓国)

リチャード・カレリー(Richard Callery)(米)

2016年9月27日掲載。 ワンポイント:2014年発覚。監察医・法科学分析官が検視結果と法科学分析結果を改ざん・ねつ造し、他の悪事を含め裁判中。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.概略 … 続きを読む リチャード・カレリー(Richard Callery)(米)

アンドリュー・カリネイン(Andrew R. Cullinane)(米)

2016年9月21日掲載。 ワンポイント:2016年に研究公正局から3年間の締め出し処分を受けたNIHポスドクのねつ造・改ざん事件。 【追記:2017年2月18日】 2017年2月18日現在、ハワード大学(Howard … 続きを読む アンドリュー・カリネイン(Andrew R. Cullinane)(米)

ミョンヘイン・チョ、조명행、(Myung-haing Cho)、?・ユ(? Yoo)(韓国)

2016年9月18日掲載。 ワンポイント:95人死亡した加湿器殺菌剤が危険と判定されたのに、企業に依頼され、反論のため、その安全性データをねつ造・改ざんし、見返りに金銭を受け取った。2016年春に大騒動になり、逮捕された … 続きを読む ミョンヘイン・チョ、조명행、(Myung-haing Cho)、?・ユ(? Yoo)(韓国)

ロルフ=ヘルマン・リンゲルト(Rolf-Hermann Ringert)(ドイツ)

2016年9月15日掲載。 ワンポイント:「2000年のNature Medicine」論文を、大学の調査委員会はリンゲルト研究室の室員の不正と判定したが、DFG-ドイツ研究振興協会は、8年間の締め出し処分をリンゲルト教 … 続きを読む ロルフ=ヘルマン・リンゲルト(Rolf-Hermann Ringert)(ドイツ)

スギョン・カン、강수경、姜秀庚(Soo-kyung Kang)(韓国)

2016年9月12日掲載。 ワンポイント:幹細胞研究での有力女性教授のねつ造・改ざんが発覚し、2013年に解雇された。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.概略 2.経歴と経過 3.動画 4 … 続きを読む スギョン・カン、강수경、姜秀庚(Soo-kyung Kang)(韓国)

マイノルフ・ゴエッツェン(Meinolf Goertzen)(ドイツ)

2016年9月9日掲載。 ワンポイント:21年前(1995年)の事件で、他人の論文の図の盗用、自分の論文の重複出版、実験動物数の改ざんなのに大学は厳格な処分をしなかった。学会は除名した。 ーーーーーーー 目次(クリックす … 続きを読む マイノルフ・ゴエッツェン(Meinolf Goertzen)(ドイツ)

「間違い」:モレイマ・レイエス(Morayma Reyes)(米)

2016年9月3日掲載。 ワンポイント:院生時代の2001年の第1著者論文が、2009年にネカトで撤回されたが、大学の杜撰なネカト調査に救われ、「間違い」という主張が通り、現在、大学助教授として活躍している。撤回論文は、 … 続きを読む 「間違い」:モレイマ・レイエス(Morayma Reyes)(米)

ラケシュ・クマール(Rakesh Kumar)(米)

2016年8月31日掲載。 ワンポイント:研究ネカト疑惑で停職、院生指導禁止、学科長罷免、外部研究費を240万ドル(約2億4千万円)失ったが、800万ドル(約8億円)の損害賠償を大学に求める裁判を起こし、2016年8月、 … 続きを読む ラケシュ・クマール(Rakesh Kumar)(米)

ジーユ・リー(Zhiyu Li)(米)

2016年8月28日掲載。 ワンポイント:2016年に研究公正局から5年間の締め出し処分を受けた中国人(?)ポスドクの画像改ざん事件 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.概略 2.経歴と経過 … 続きを読む ジーユ・リー(Zhiyu Li)(米)

フェデリコ・インファシェーリ(Federico Infascelli)(イタリア)

2016年8月25日掲載。 ワンポイント:遺伝子組換え食品の安全/危険の研究では中立が成り立たないのか? ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.概略 2.経歴と経過 3.動画 4.日本語の解説 … 続きを読む フェデリコ・インファシェーリ(Federico Infascelli)(イタリア)

ネサー・チェギニ(Nasser Chegini)(米)

2016年8月7日掲載。 ワンポイント:大学も研究公正局も、退職教授のデータねつ造・改ざん調査に意欲がわかないだろう。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.概略 2.経歴と経過 3.研究内容 … 続きを読む ネサー・チェギニ(Nasser Chegini)(米)

「博士号はく奪」:デソン・ムン、문대성、文大成(Dae Sung Moon)(韓国)

2016年8月1日掲載。 ワンポイント:オリンピックの金メダリスト、大学・元教授、国会議員、IOC委員が盗博で博士号はく奪、IOC委員の職務停止 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.概略 2 … 続きを読む 「博士号はく奪」:デソン・ムン、문대성、文大成(Dae Sung Moon)(韓国)

テグク・キム、金泰国(Tae Kook Kim)(韓国)

2016年7月26日掲載。 ワンポイント:韓国の若きスター教授が研究室ポスドクのねつ造(本人も関与?)で停職(解雇?)、米国に逃亡 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.概略 2.経歴と経過 … 続きを読む テグク・キム、金泰国(Tae Kook Kim)(韓国)

「間違い」:ギルソン・カン(Gilson Khang)(韓国)

2016年7月20日掲載。 ワンポイント:撤回論文数は22報で撤回論文世界ランキング第16位だが、事件内容はほとんど不明であり、大学からの処罰なし。 ーーーーーーー 目次(クリックすると内部リンク先に飛びます) 1.概略 … 続きを読む 「間違い」:ギルソン・カン(Gilson Khang)(韓国)

「間違い」:シュークラト・ミタリポフ(Shoukhrat Mitalipov)(米)

2016年7月17日掲載。 ワンポイント:「2013年のセル(Cell)」論文のデータ不正疑惑が「パブピア(PubPeer)」で議論され、「パブピア(PubPeer)」を一躍有名にしたが、ねつ造・改ざんではなく「間違い」 … 続きを読む 「間違い」:シュークラト・ミタリポフ(Shoukhrat Mitalipov)(米)

  1. シャーヴァート・フレーザー(Shervert Frazier)(米)
  2. ジェーン・グドール(Jane Goodall)(英)
  3. エリン・ポッツ=カント(Erin N. Potts-Kant)(米)
  4. モリス・カーマズィン(Morris Karmazyn)(カナダ)
  5. ロバート・ライアン(Robert Ryan)(英)
  6. アルフレド・フスコ(Alfredo Fusco)(イタリア)
  7. ポンタス・ボーストラム(Pontus Boström)(スウェーデン)
  8. アザ・エル=レメスィー(Azza B. El-Remessy)(米)
  9. 「非ネカト」:ラスル・チョウダリ(G. Rasul Chaudhry)(米)
  10. シーティン・チャ、查詩婷(Shih-ting Cha)(台湾)
  11. ティナ・ウェンツ(Tina Wenz)(ドイツ)
  12. ジン・チェン(Jin Q. Cheng)(米)
  13. ブランディ・ブレイロック(Brandi Blaylock)(米)
  14. 「非ネカト」:マテヤ・オレシ(Matej Orešič)(フィンランド)
  15. ローズィー・シン(H. Rosie Xing)(米)
  16. マイケル・パーヴェス(Michael J. Purves)(英)
  17. ギリジャ・ダスマハパトラ(Girija Dasmahapatra)(米)
  18. マルティエ(マリア)・ゲラエツ(Maartje “Maria” C.P. Geraedts)(米)
  19. チョルホ・キム、金鉄虎、김철호(Cheorl-Ho Kim)(韓国)
  20. スコット・ハーコネン(Scott Harkonen)(米)
  21. ヒョンチョル・イ、이현철、李眩*、(Hyun Chul Lee)(韓国)
  22. リチャード・カレリー(Richard Callery)(米)
  23. アンドリュー・カリネイン(Andrew R. Cullinane)(米)
  24. ミョンヘイン・チョ、조명행、(Myung-haing Cho)(韓国)
  25. ?・ユ(? Yoo)(韓国)
  26. ロルフ=ヘルマン・リンゲルト(Rolf-Hermann Ringert)(ドイツ)
  27. スギョン・カン、강수경、姜秀庚(Soo-kyung Kang)(韓国)
  28. マイノルフ・ゴエッツェン(Meinolf Goertzen)(ドイツ)
  29. 「間違い」:モレイマ・レイエス(Morayma Reyes)(米)
  30. ラケシュ・クマール(Rakesh Kumar)(米)
  31. ジーユ・リー(Zhiyu Li)(米)
  32. フェデリコ・インファシェーリ(Federico Infascelli)(イタリア)
  33. ネサー・チェギニ(Nasser Chegini)(米)
  34. 「博士号はく奪」:デソン・ムン、문대성、文大成(Dae Sung Moon)(韓国)
  35. テグク・キム、金泰国(Tae Kook Kim)(韓国)
  36. 「間違い」:ギルソン・カン(Gilson Khang)(韓国)
  37. 「間違い」:シュークラト・ミタリポフ(Shoukhrat Mitalipov)(米)